
まず11/3の井谷医師の演題「非アルコール性脂肪化肝疾患(NAFLD)におけるSGLT2阻害薬の有効性の検討」ですが、
会場の反応も大きく脂肪肝炎の治療として今後飲み薬のSGLT2阻害薬が主役になる可能性を充分感じました。
11/4の私の演題「肝硬変・肝臓癌における難治性胸腹水に対する多施設前向き研究による腹水濾過濃縮再静注法(CART)の有効性及びトルバプタン併用による穿刺回数減少の試み」ですが、総合討論で利尿メカニズムなどを同じセッションの先生と議論になり、発表後に共同研究のお誘いもありたいへん有意義なものになりました。その他、トルバプタンの有効性の評価が各施設でまちまちなのが問題でしたが近いうちに統一された見解が出そうです。


2016年11月7日更新
ESDとは「内視鏡的粘膜下層剥離術:Endoscopic Submucosal Dissection」の略語で、胃や大腸のがんやポリープは最も表面にある「粘膜」から発生するため、胃カメラや大腸カメラで消化管の内腔から粘膜の下までをポリープの形に合わせて電気のはさみやナイフで剥離し、病変を一括切除するという治療法です。
胃で2006年、大腸で2011年より保険治療が可能になり、次第に症例数が増えています。
それまではEMR(内視鏡的粘膜切開術:endoscopic mucosal resection)という、スネアという輪っかでポリープの首を切るように治療していましたが、切除できるサイズに限界があり、ある一定以上の大きさの病変になるとしばしば分割切除になり、腫瘍が残って再発することが問題となっていました。EMRはいわゆるキノコ型のような根っこのあるポリープには強みがありますが、今日のような平らな横に広がるポリープはやや苦手とする所です。
ESDのおかげで、かなり大きな病変でも、おなかを開けずに内視鏡での治療が可能となりました。
2016年11月2日更新
先日地元の中学生による職場体験が行われました。
3人とも将来は看護師になりたいとのことです。
どうしたら看護師になれるか生の声も聞けて刺激になったと思います。
2016年10月17日更新