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四日市消化器病センター

〒512-1203三重県四日市市下海老町字高松185-3
電話番号:059-326-3000
診察時間
午前/9:00~11:30
午後/15:00~16:30
休診日:土日曜・祝日

リハビリテーション科

リハビリテーション科

リハビリテーション科では、けがや病気に起因して日常の生活動作に支障をきたしている方の復帰支援、腰痛・膝痛・肩痛などを代表とする慢性疾患の予防・回復を行なっております。

理学療法

再び普段の生活が送れるよう、身体能力低下の回復や維持・残された機能を高める訓練を行い、動作訓練として座る・起きる・歩くなどの基本的動作能力の回復訓練を行います。

作業療法

生活全般に関わる様々な行為を通して諸機能の回復・維持を図り、患者様の状況に合わせた訓練を考慮し実施することでより良い生活を獲得できるよう治療・指導・援助を行います。

言語聴覚療法

脳卒中などの病気によって、言葉や文字を理解できなくなったり、思い出しにくくなったりする失語症や、口や舌が麻痺することによりうまく発音できなくなる構音障害などの“ことば”の障害に対して言語訓練や構音訓練などを行い、日常生活上のコミュニケーション能力の向上を図ります。

 

小児リハビリテーション

*当院の小児リハビリテーションは、ご家族様のお話を聞かせてもらいながら、お子様の状況に対応したリハビリテーションを行っています。

*人とのやりとりや様々な遊具・道具を使用して遊びの幅を広げ、「できた」という達成感を感じられるように訓練を行っています。

 

【対象のお子様】

脳性麻痺・自閉スペクトラム症・染色体異常・運動発達遅滞・言語発達遅滞・注意欠如多動症などの方を対象としております。 (18歳未満のお子様を対象としておりますが、学齢期以降18歳以上の方につきましてもご相談ください。)

※1回の訓練時間は40分を基本としています。お子様の状況により頻度、実施時間は適宜変更して対応致します。

(小児)理学療法(PT)

理学療法では、お子様の潜在能力を最大限引き出し、運動能力の改善を促すことで日常生活がより過ごしやすくなることを目指しています。また学齢期以降は機能低下・二次障がいの予防や改善など、一人ひとりの年齢や障害、ニーズを踏まえた訓練を行います。

 

【特徴】

・身体や姿勢・運動を評価し、一人ひとりの障害や年齢、生活環境に応じた個別プログラムを展開していきます。

・寝返りや四つ這い、座る、立つ、歩くなどの練習を行うことで、身体を自分でコントロールしたり、バランスをとって姿勢を保持したりする力を高めていきます。

・音への反応やおもちゃを目で追う追視する力など、認知発達に重要な「聞く」「見る」力を促していきます。

・成長に伴う拘縮・変形など二次的障がい予防のため、姿勢や運動の提案なども行います。

 

(小児)作業療法(OT)

お子様やご家族様が感じている日常生活の中で困っていること(手先の不器用さ、身辺自立の不確立、人とのやりとりの苦手さ)などに対し、遊びや作業活動を通して手先や身体の運動、感覚、認知機能に働きかけたり、道具操作の練習を行います。

【特徴】

・日常生活に必要な座位などの発達を促し、安定した姿勢を保つことや、ジャンプなど身体の大きな動きの発達を促します。

・遊びの中で、自分の身体についてのイメージをしっかりと持ち、より応用的な身体の動きが円滑にできるように促していきます。

・ブランコなど遊具を使用した活動の中で、目・耳・手・体から入る様々な感覚情報をバランスよく正しく働かせて、日常生活に適応できるよう促していきます。

・「にぎる・はなす・つまむ」など手の使い方を学んでいきます。

・食事や着替えなど日常生活動作獲得や就学に向けて、家庭での取り組み方のアドバイスを行います。

バランスボールやブランコなどの遊具で体幹をたくさん使って遊びます!!

箸や鉛筆など様々な道具が使用できるように手先を使って遊びます!!

(小児)言語聴覚療法(ST)

ことばの遅れがあるお子様に対し、遊びや人とのやりとりを通してことばにつなげる訓練を個別で対応しています。ことばだけでなくコミュニケーションや認知面など、発達段階に合わせた課題や遊びの中で言葉を育むための訓練を行います。

 

【特徴】

・「聞く」「見る」「まねをする」などの力を伸ばしていきます。

・楽しむことのできる遊びを増やし、興味の幅を広げていきます。

・体や事物、絵カードなどを用いたコミュニケーションから、言葉によるコミュニケーションに発展させていきます。

・単語から文の理解・表出へと広げていき、人に伝える・表現する力を伸ばしていきます。

・簡単なルールに沿うこと、場面に応じて相手に合わせたり、周りと折り合いをつけていく社会性を育てていきます。

リハビリテーションを受けて頂くまでの流れ

1.かかりつけの病院でご相談の上、紹介状(診療情報提供書)をご用意ください。

2. 整形外科もしくは、内科の受診予約をして下さい(お電話下さい)。

※整形外科⇒脳性麻痺、染色体異常など

※内科⇒自閉スペクトラム症、言語発達遅滞、注意欠如多動症、機能性構音障害など

3.受診して頂き、リハビリ処方された方はリハビリ予約をし、リハビリ開始となります。

(リハビリの空きがある時は、当日にも実施いたします。)

※2回目以降もリハビリ前に診察(整形又は内科)を受けて頂きます。

 

リハビリテーションを受けて頂くまでの流れについて、

ご不明な点がございましたら、リハビリテーション科までお問い合わせ下さい。