現在、治療の進歩でC型肝炎ウイルスをもっている方が急速に減っている一方で、ウイルスを消したのに肝臓ガンになっちゃったという方がちらほらといらっしゃいます。最近当院でおこなった肝臓がんの手術のときの資料ですが、意外とC型肝炎ウイルス消失後の発がん者が多いのがわかります。発がん率は下がるものの、まったくウイルス感染のなかった人よりは発がん率が高いのです。治ったとおもって病院に来なくなる方が一番心配です。
ウイルスが消滅した後も、肝臓がんの早期発見のため、エコーなりMRIなりを行なう必要があります。
(図のなかSVRというのはC型肝炎が消滅して6ヶ月以上再発していなかったという方です)
2019年01月18日更新
私と病院長が職員向けに年始の挨拶を行いました。
今年の法人の標語は「目標の着実な達成」とすることを伝えました。地に足をつけて慌てることなく業務を行うという意味と、自分で年始に目標をたててもらい、年末に振り返って達成できたと省みることができるよう激励しました。病院長は昨年より笑顔の時間を伸ばすように頑張りましょうとの話があり、最後は永年勤続の表彰を行いました。
2019年01月7日更新