がん検診はなるべく受検いただくようおすすめしたり、肝硬変のかたには、
破裂したら厄介な食道静脈瘤や、肝臓癌を発見する検査をおすすめしますが、
「いま調子いいもんで、検査しなくていいと思う。」とおっしゃる方が
多くいらっしゃいます。
おそろしい話ですが、がんは言うまでもなく、
ほぼすべての病気が初期の段階では無症状なんです。
肝臓のCTをとったら、偶然わずかにうつっていた肺に陰が見つかり
腫瘍であったといったことも経験します。
医師がいうのもなんですが裏をかえせば
「病気の発見には運もあり、むずかしい作業」という印象は
医師になってから20年以上たってもかわってはいません。
2014年12月26日更新
今日は、名古屋で行なわれたアフェレシス学会中部地方会の特別講演を仰せつかり、50分ほどCARTとトルバプタンの有用性について話をいたしました。
大変熱心にきいておられる方が多かったのですが、失礼ながら先日までこの会の存在を知りませんでした。
会場の皆様との距離感が近く感じられ、とてもたのしくお話をさせて頂きました。
座長の松本芳博先生、会長の天野泉先生にはこのような機会を与えて頂きありがとうございました。
2014年12月13日更新
今日は名古屋で行なわれている日本消化器病学会東海支部例会の評議員会に参加しています。
しかし、今日は寒いです。名古屋はみぞれがふっています。
今年はインフルエンザの流行が早いようです。おそらくいつもより冬の訪れが早いのではないでしょうか?ウイルスは乾燥と寒冷に強いので、室温、湿度の管理には充分気を使って下さい。
なお、インフルエンザの予防接種は急いだ方がいいかもしれません。インフルエンザの疑いがある場合は、別室にて、診断、治療、会計をさせて頂く事がありますので御了承下さい。
2014年12月6日更新