文字サイズ:

四日市消化器病センター

〒512-1203三重県四日市市下海老町字高松185-3
電話番号:059-326-3000
午前/8:30~11:30
午後/14:30~17:30
日曜祝日・土曜午後休診

医師ブログ

日本肝臓学会総会 in 東京


京王プラザホテルで行われている肝臓学会に参加しています。ウイルスや脂肪肝、自己免疫などが原因で線維化という現象を伴って肝硬変、つまり肝臓が硬くなることがあります。その肝臓の硬さの評価方法を勉強しましたが、当院にもあるエラストグラフィーという機能のついたエコーやMRIなどで体の負担もなくかなり正確に調べることが可能になりました。肝硬変は肝臓ガンになりやすい状態ですので、肝臓に異常を指摘された方は、評価をしておいた方がいいですよ。また、B型肝炎について今できる最新の治療、新薬の開発について情報収集してまいりました。

【肝臓内科 石原】

2019年05月30日更新

日本消化器病学会総会in金沢

金沢市で行われている消化器病学会に出席しています。肝臓がん(肝細胞がん)に対し、昨年薬価収載された「レンビマ」という内服の抗がん剤がかなり効果的であることはわかっていました。既存の肝動脈塞栓化学療法(TACE)、ラジオ波焼灼術(RFA)、持続的な抗がん剤注射(HAIC)との選択においてややカオスな状態になっていましたが、どういった症例にまず何を使うべきか次第にクリアカットになってきました。
ただ言えることは、レンビマも肝機能のいい時(専門的にはChildAといいます)でないと使えません。手遅れになってからでは治療選択肢が減ってしまいます。肝臓病は症状がないので、気になったら早めの受診をお願いします。
そして、数年前バンコクの病院視察にて「いずれ内科医はAI(人工知能)により仕事がなくなると思う」とショックなことを言われた事がありますが、「消化器診療におけるAIの関わり」についてのワークショップに出ました。まだAIには弱点もありますが、超音波おける陰影診断、内視鏡における病変の検出など既に臨床医の能力を超えるデータが出て、治療の面では医師のアシストだけでなくロボットによる手術も実用化されてきましたので、そう遠くない将来、地域医療でもロボットの活躍は避けられないと感じました。会場は満席で関心に高さがうかがえました。

2019年05月10日更新

内視鏡的肥満症胃内バルーン留置術

病院内スタッフ向けに「内視鏡的肥満症胃内バルーン留置術」の伝達講習を行いました。術者は資格が必要で、3月に私が資格を得たので、当院でも可能になりました。日本では年間160例ほどとあまり行われていませんが、その理由は自費診療になるからと思われます。
ただ、肥満診療の引き出しとして、情報共有や希望者がいらしゃった時の説明などに準備が必要ですので今日勉強会となり、適応、留置方法、効果、リスク、費用、入手方法などを30分程度で説明しました。

2019年04月26日更新