7月1日付けをもちまして法人理事長を拝命しました。?
これを機会に当院の理念として「東京の治療を四日市で」としました。
人の命に地域格差があってはならないとの気持ちを常に持っていますが、東京に比べれば四日市の医療資源は絶対的に少ないと感じます。そして、昨今の医療を取り巻く時代の変化は急速で、情報を得る努力を怠ればすぐにおいていかれてしまうと思っていますが、学会はなぜか東京が多いので、数えた事がありませんが何度東京に出張しているのやら…
私は、三重の小中高等学校を卒業し、大学も三重大学、医師になって赴任した病院は全て三重県内という純粋培養であり、自分が「井の中の蛙、大海をしらず」になっていないか自問自答が続いて今に至ります。本当の東京はわかりませんが「量、質ともに東京に負けたくない!」
過剰なコンプレックなのかな?
理事長としては新人故、運営に関し不備等が生じる事と思いますが、しばらくご容赦願います。
引き続きみなさまにはあつい支援の程宜しくお願い申し上げます。
2014年07月7日更新
先日、ある若手職員の働く姿に考えさせられたことがありました。
日々いろいろな事があり、病棟での活発な意見交換は悪いとはいいませんが、それはやはり臨床の場においてわきまえなければならない時間があると思います。そんな中、その若手は、もくもくと診療記録を行っていました。
その姿に、看護師の責任者と「私たちはなにをやっていたのだろう!○○さんのように(まずいろいろ言うまえに)やらなきゃいけない事があったんだよ」
「そうだよ。若いけど今は模範となっている。われわれに原点回帰を思い起こさせてくれたと思う」と、こんな会話がありました。
私たちのホームベージもまだ、全部は出来上がっていませんが、今年度から新しくなりました。
四日市消化器病センター開設および院長就任から約5年が経過しました。今年は原点回帰の気持ちでいきたいと思います。
2014年07月4日更新
今日は東京で行われている日本肝移植研究会に参加です。
当院からも肝臓移植に至った患者さんが数名いらっしゃいます。
ほとんどが三重大学の肝胆膵移植外科にお世話になり無事戻ってみえます。
移植といえば外科医の世界と思われるかもわかりませんが、症例数が増えるにつれ我々肝臓内科医も知っておかなければならないことが多くなりつつあります。
今回は術後の長期管理を中心に勉強してきました。
2014年07月3日更新