CART(カート)とはお腹に針を刺して溜まった腹水を抜き、細菌、癌細胞や血球成分を取り除き、アルブミンなどの有用成分が濃縮された腹水を点滴で戻すことです。お腹の圧迫が軽減し、自覚的苦痛が軽減されます。写真は腹水を濾過する回路です。濾過した腹水を右側のバックに貯めます。これを点滴で体に戻します。
2021年02月28日更新
血液浄化療法で用いる水は患者様の体に直接入ります。そのため細菌が取り除かれているか検査を行いました。細菌が入ってしまったのが白いコロニーになります。培地に透析液を入れ一週間保存します。透析液を入れるときもゴミが入らないように注意しながら行います。
2021年02月21日更新
血液浄化療法で用いるお水(透析液)は患者様の体内に直接入りますが、水道水ではまだまだ細菌が多かったり、血液浄化で用いるには不純物が多すぎます。
そのため、様々な工程を行い水道水(地下水)をどんどん綺麗にして血液浄化療法に用いています。中でも、エンドトキシンカットフィルタ(ETRF)は患者様の体内に入る直前で用いられる膜であり、安全管理において重要な役割を担っています。
2021年02月12日更新