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四日市消化器病センター

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医師ブログ

【SUPER GT in 鈴鹿 観戦記〜監督、作戦立案という視点〜】

6月4日
鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT
観戦してきました。

報告が遅れてしまったのは
GT500の松田次生選手の乗るマシンが大破

観戦している場所からは見えませんでしたが、
すぐにレースが赤旗中断になり
そのまま終了となりました。

ドクターヘリが飛び立ち
ピット方面に運ばれてきた事故車両からは
お体を心配せざるを得ないほど大きな破損にみえました

その後、松田選手の無事が確認されましたが
同郷の三重県の選手として個人的にも応援しており
昨日の段階で、詳細がわからず
観戦記を綴ることにためらいがありました。

ただ、今日になり
レース内容的にはすごくいいものがあり
4輪モータースポーツファンとして
ちゃんとレポートしたくもなり今になりました。

さて、GT300クラスでは永井宏明選手、
織戸学選手、上村優太選手の乗るapr GR86GT 30号車
を1番応援、次に平良響選手の乗るmuta Racing GR86 GT 2号車の
行方を追いながら観戦。

この2チームは、独特の作戦をとっていました。

今回、レース中に2回以上
給油作業のためのピットインが義務付けられています。

普通、3人のドライバーでスティントを交代するなら、
なんとなくほぼ30%、60%のところで
ピットに入る作戦をとるのが常套手段のように見えますが

30号車は予選ではほぼ最後尾に近く、
それならばとの作戦だったようですが
全車両が出て行ったあとにピットからスタートします。

スターティンググリッドに30号車だけ並んでいなかったので
『え? 出走できずリタイア?』
と頭をよぎりましたが、

団子になってペースがあげにくい集団からはなれ
黙々と周回をこなし、全車2回給油を終えるころ
知らないうちに9位まで順位をあげてきました。

結果、最後尾ピットスタートから9位入賞という
頭脳戦の一部始終を拝見。

この作戦を立てられたのは
金曽監督さん?でしょうか?

すごいですね!

そして予選4位の2号車も
レース開始すぐにピットイン

給油をすませ、空いたコースに戻り
混雑をさけての単独走行

見かけ上はビリの方の順位にさがりました。

なんか予選上位でわざとビリになるのも
もったいないと感じていました。

各チームが続々給油を終えて
中盤にさしかかるころ
なんと狐につままれたように、
1位でレースを引っ張り
前回おしくも2位だった富士のリベンジで
『2号車、今回は優勝するかも』
と再び期待を抱かせてくれました。

1位車両を追い上げ中にレース中断となり、
そのまま2位表彰台GET

平良選手は昨年aprでの3位表彰台につづき
SUPER GT鈴鹿ラウンドで連続表彰台

先週の24時間耐久の優勝に続き
箱車レースでしょっちゅう表彰台に乗っている印象

選手の頑張りもですが、
メカニックさんなどスタッフさん、応援さんの頑張り、
そして作戦を考える監督さん

みんなすごい!

私、ラリーで監督してても、選手に
『もう踏まなくても、前後10秒以上開いているから
この順位キープすればいいや』
『タイヤ?まわりのチームもグラベル用だし、
真似して同じでいいんじゃない?』
という感じのお飾り偽物監督

プロの『レースチーム監督』という仕事も
ガチですごいと思って勉強になりました。

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2023年06月5日更新