私がやっているのは、
肝臓にある胆管にカテーテルを留置する
PTCD(PTBDともいいます)の模擬手術。
胆石発作などで腹痛や
黄疸がでたときに行われます。
なので『いまから行います』と
緊急的に始まることもあるので、
随時、対応できるように
準備しておく必要があります。
いっしょに写っている二人は
1年目と2年目の看護師さん。
実際に用いられる道具で、
本番のイメージを作っていきます。
教科書の文字や図をみるだけでは、
なかなかイメージがつかめないと思います。
当然、やりたいというだけでは
本番をお任せできませんので、
やれるまで、練習を繰り返してもらいます。
こうやって、今は肝臓がんに対する
ラジオ波焼灼術(RFA)や
肝動脈化学塞栓術(TACE)、
透析患者さんのシャント作成術において
一般的な病院ではベテランが配属されがちな
『直接介助』という花形を
あえて新人看護師さんにまかせ、
一方でベテランさんはその成長を見守るという
風土ができてきたのです。
一昨年の日本肝癌研究会で、
新人看護師さんが就業直後から
手術の直接介助を学び
1年目からエース級の活躍となっている
現状や育成方法について発表したところ
その発表をきいていた次演者の
順天堂大学の先生が、
『この看護師さんすごいね。うち(順天堂)にほしいなあ〜』
とおっしゃいましたので、
私『いやいや、あげませんよ』
という会話で盛り上がりました。
可能性は無限大、やらなきゃはじまらない。
若い看護師さんの成長機会損失はしたくない。
そんな思いがいまのオペ室をささえています。
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2025年01月21日更新