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四日市消化器病センター

〒512-1203三重県四日市市下海老町字高松185-3
電話番号:059-326-3000
午前/8:30~11:30
午後/14:30~17:30
休診日:土日曜・祝日

医師ブログ

【肝臓がんのカテーテル手術における医師と看護師の術衣の役割】

四日市消化器病センターの土曜日は
肝臓がんの手術日です

昨日は、午前中に
肝臓がんのカテーテル手術
『肝動脈化学塞栓術(TACE)』

午後から、肝臓がんに直接針をさして焼灼する
『ラジオ波焼灼術(RFA)』
を行いました。

肝動脈化学塞栓術を行う医師と、
医師の手術介助や
患者さんの身体状況を把握する看護師さんは
同じような術衣(手術着)や手袋をつけていますが、
その役割は同じではありません。

医師は術野から患者さんの体内に
細菌等が侵入するのを防ぐため
表面が無菌状態になった手袋や術衣を
つけています。

看護師さんは、
肝臓がんの栄養血管に入れる
『抗がん剤』を溶いて
医師が注射器に吸いやすいように
抗がん剤の入った容器を保持していますが、
この時、抗がん剤が飛び散って
体に付着 (被曝といいます
(注:放射能の被爆ではありません))
することを防いでいます。

なので、
この看護師さんの術衣や手袋の表面は
無菌状態ではありません。

なお、
四日市消化器病センターでいえば
透析患者さんの
シャントを作成する手術などは
無菌の手袋や術衣をつけて
執刀医の介助をする看護師さん
も活躍しています。

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2021年02月28日更新