8/13、腹水を抜いて水分やバクテリアなどを取り除き、
栄養分を濃縮して再び体に戻す治療(腹水穿刺濃縮詐再静注法)を2例行いました。
この治療は、腹水を抜くだけですと栄養もいっしょに抜けてしまい、すぐに腹水がたまったり、
抜いたあとのだるさが強く出ますが、自分の栄養分を再利用する事でそれを防ぎます。
最近はサムスカという強力な利尿剤も使えるようになり、それぞれ使い分けが研究されて、
腹水の治療もいろいろ増えてきました。
当院では、年6~70例の治療を行ってきました。
10月の日本消化器病学会関連週間(http://www.jddw.jp/jddw2014/)に当院の研究成果を発表予定です。
2014年08月13日更新