9月13日、14日は東京に出張でした。
まず13日は旭化成本社で「難治性腹水の治療」についての講演を行いました。
80名程でしょうか?熱心な方が多く私のほうがが質問にたじたじになる程でした。
14日は東京コンベンションホールで行なわれた第24回日本門脈圧亢進症学会総会に出席、パネルディスカッション「CART(腹水穿刺濾過濃縮再静注法)は肝性腹水の予後を改善するか」のパネリストとして演題発表しました。CART限定のパネルディスカッションなので、細部の議論になり大変会場が盛り上がっておりました。
腎機能の保護を念頭に腹水コントロールを行なう事ではほぼ意見が一致していたとともに、CART自体が腎機能維持に有用で、腹水コントロールが難治と判断された場合、比較的早期より検討すべきとの方向性も示されました。
2017年09月19日更新